私たちの活動

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DOG ASSISTED EDUCATION

犬とのふれあいを通じて、
命の大切さと思いやりを育む。

ドッグセラピージャパンでは、子どもたちに犬を介して、「いのち」の大切さ、他者への思いやり、自然環境への興味と配慮、生き物に関する知識を伝える活動を行っています。幼稚園・小中学校を訪問し、セラピードッグと共に命の教育を届けます。

セラピードッグと子どもたちのふれあいの様子

ABOUT

ドッグ介在教育とは

犬とのふれあいを通じて、命の重さ・相手への思いやり・責任感・他者と共に生きる力を育む教育活動です。

ドッグ介在教育は、教育の場で犬を介在させた(犬の助けを借りた)教育全般を指します。セラピードッグとのふれあいや関わりを通じて、子どもたちは命の大切さや、相手を思いやる心、飼い主としての責任を体験的に学びます。

犬に触れる、心臓の音を聞く、犬との正しい接し方を学ぶなどの体験を通じて、子どもたちは「命はあたたかく、かけがえのないもの」であることを実感します。絵本やテレビの情報とは異なる、生きた命との直接のふれあいが、子どもたちの心に深く刻まれます。

「いぬとの関わりを通して、他者の存在を認め、自分が生きるためには他者の力が必要であることに気づき、他者と共存しながら生きてゆける子どもを育てる」——これが私たちのドッグ介在教育の目標です。

ドッグ介在教育でセラピードッグとふれあう子どもたち

WHY NOW

なぜ、今ドッグ介在教育が必要なのか

子どもたちを取り巻く環境が変化し、命や他者と関わる機会が急速に減っています。

少子高齢化・核家族化が進む現代社会では、多くの子どもたちが生命の誕生や死を身近に感じる機会がほとんどなくなっています。地域社会における相互関係の希薄化、自然や動物との交わりの減少、低年齢からのゲームやスマートフォンの浸透により、子どもたちを取り巻く環境はますます変化しています。

子どもたちは動物と触れ合うことへ強い興味・関心を持っていますが、実際に生きている動物と直接ふれあい、そのぬくもりや鼓動を体感している子はごくわずかです。いじめ、学級崩壊、動物虐待など深刻な問題を目にするたびに、自然や動物と接する機会を失いつつあることの危険性をますます強く感じています。

子どもたちと動物のふれあいの様子
1

動物と直接ふれあう機会の減少

絵本・TV・PCからの情報が中心となり、生きている動物と心を通わせる体験が失われています。

2

命の重さを体験する機会の減少

生命の誕生や死を身近に感じる場面が減り、命の大切さを体得することが難しくなっています。

3

他者を思いやる心を育む機会の不足

自然や動物との交わりの希薄化により、他者の存在を認め、共存する感覚が育ちにくくなっています。

VALUE

子どもたちに育みたい4つの力

セラピードッグとのふれあいを通じて、子どもたちの心に大切なものを育んでいきます。

命を大切にする心

犬のぬくもりや鼓動を感じることで、命の重さや大切さを実感します。

思いやりと共感力

犬の気持ちや痛みを想像することで、相手を思いやる心を育みます。弱者をいたわり、優しさを実践する力を身につけます。

責任感

犬と暮らすことには、世話やしつけ、終生飼養の責任があることを学びます。世話をすることの大切さを体感します。

自己肯定感

犬との関わりを通じて、「自分にもできた」という体験を重ね、自信や自尊感情を育んでいきます。

FOR SCHOOL

学校や学年に応じて、
最適なプログラムをご提案します

先生方と話し合いながら、学校の状況に合わせたオーダーメイドのプログラムを設計します。

ドッグセラピージャパンでは、身近な存在である犬とのふれあいを通じ、「いのち」の大切さや心を育む情操教育に寄与する活動を行っています。

犬を飼うことへの責任の重さや心構え、飼い主に捨てられた犬や猫が辿る不幸な現状なども、子どもたちにしっかりとお伝えします。出張訪問の際は、赤ちゃん犬や老犬など幅広い年齢の犬と一緒に訪問させていただきます。

子どもの教育における犬の役割は、時代の経過とともに重要になってきていると感じています。犬とふれあうことで、体温や脈拍を感じ、命の重さを考える心が育まれます。学校や学年に応じて、先生との話し合いから最適なプログラムをオーダーメイドいたします。

学校でのドッグ介在教育の様子

LEARNING

ドッグ介在教育で学べること

犬との体験を通じて、命・責任・共感力・社会の仕組みを幅広く学ぶことができます。

犬と仲良くなるドッグ介在教育の様子

犬と仲良しになる

セラピードッグとふれあい、犬の習性や飼育方法、飼い主の責任などを理解します。挨拶の仕方、優しい触り方など、犬との正しい関わり方を学びます。

命の大切さを学ぶドッグ介在教育の様子

命を大切にする心を育む

セラピードッグに直接触れ、命のあたたかさや鼓動を実感します。聴診器で心臓の音を聞くことで、「命はあたたかく、かけがえのないもの」だと体感します。

捨てられる命の現状を学ぶ様子

捨てられる命の現状を知る

人間の都合で命を絶たれている犬・猫がいる実態を知り、どうすれば「いのち」を救うことができるかを考えます。終生飼養の責任についても学びます。

動物の命に関わる職業を学ぶ様子

動物の命に関わる職業を知る

介助犬・盲導犬など働く犬について学ぶとともに、動物を支える職業や社会の仕組みを知り、命に関わる多様な役割を理解します。

PROGRAM

ドッグ介在教育プログラム例

以下はプログラムの一例です。学校・学年の状況に合わせて内容を調整します。

STEP 01

犬と出会う

開会・職員紹介のあと、セラピードッグと初めて対面。犬への挨拶の仕方を学びます。

STEP 02

犬と正しくふれあう

犬が嫌がらない優しい触り方、飛びつかれた場合の対処などを実際に犬と一緒に学びます。

STEP 03

命のあたたかさを感じる

聴診器で犬の心臓の鼓動を体験。命のぬくもりを直接肌で感じます。

STEP 04

飼う責任を考える

犬・猫ってどんな動物?飼育方法、しつけ、終生飼養の責任について学びます。

STEP 05

捨てられる命について考える

処分される命の現状を知り、どうすれば命を救えるかをクラスで話し合います。

STEP 06

感想を共有する

学習した内容・感じたことをノートに記録し、クラスで感想を交流してまとめます。

TIME TABLE

時間割例

ドッグ介在教育の時間配分の基本事例として、低学年用(別表1)と高学年用(別表2)をご覧ください。
希望する学校との協議において、時間配分や内容を調整することができます。

別表1|低学年向け(45分)
時間 学習(活動)内容 学習のねらい
5分 開会・職員等の紹介 —
10分 動物とのふれあい
  • 動物と仲良くなる
  • 動物を触る
10分 犬・猫ってどんな動物
  • 犬・猫の本能・能力について
  • しつけ方について
10分 犬・猫を飼うってどういうこと
  • 飼うときの責任について学ぶ
  • 飼育方法を学ぶ
10分 レクリエーション
  • 動物と触れ合う
  • 聴診器で心臓の音を聞き、生命の尊さ・大切さを理解する

※横にスクロールできます。

別表2|高学年向け(45分)
時間 学習(活動)内容 学習のねらい
5分 開会・職員等の紹介 —
15分 動物とのふれあい
  • 動物と一緒にいるとどんな気持ちになるかを感じる
  • 動物を触った感触はどうか
  • 動物の心臓の鼓動を体験する(聴診器等)
5分 動物について話し合う
  • 動物の良いところはどのようなところか
  • 動物が死んでしまったときにどうするか
10分 動物が人間の都合で命を絶たれている現状について説明
  • 動物が処分されている現状を知る
  • 終生飼養することの大変さや責任を認識する
5分 捨てられる命について話し合う
  • どうして捨てられる命があるのか
  • どのようにすれば動物の命が救えるかを考える
5分 まとめ
  • 学習した内容・感想をノート等に書かせる
  • 感想を交流する

※横にスクロールできます。

DOG MANNERS

犬との正しい関わり方を学ぶ

犬が好きな子はもちろん、苦手な子もセラピードッグとふれあいながら、温もりを感じてほしいと思っています。

ペットブームで犬の飼育数が増える一方、子どもたちが犬に咬まれるという事故も発生しています。犬へのしつけ不備だけでなく、子どもたちが犬への近づき方や触り方を十分に知らないことも原因の一つです。

犬と仲良くなるには、飼い主さんや犬への挨拶がとても大切です。犬への挨拶の仕方、犬が嫌がらない・怖がらせない優しい触り方、また犬から飛びつかれた場合の対処などを、実際に犬と一緒に学ぶことができます。

「犬を知ろう」では、犬の歴史や祖先、人間との関わりを学び、番犬・介助犬・盲導犬など働く犬についても学習できます。子どものうちに動物との正しい付き合い方を知ることは、とても大切なことです。

犬との正しいふれあい方を学ぶ様子
犬と付き合う責任を学ぶ様子

犬と付き合うということは、楽しいことばかりではありません。散歩や食事の世話、排泄物の処理など骨の折れることも多くあります。しかし、面倒だからという理由だけで子どもたちを動物から遠ざけてしまうことは、大切な体験の機会を失うことになります。

命の教育で一緒に訪問するセラピードッグとの関わりを通じて、大変な世話の部分だけではなく、「いのち」を身近に感じていただけるよう努めています。

海外では、子どもたちが積極的に犬と関わりを持つことで、様々な教育効果が期待できると言われています。環境教育の一環としてドッグ介在教育に期待する声も多く、子どもたちに対するドッグセラピーの効果が社会的に広く認知されてきています。

GOAL

ドッグ介在教育は、
他者を通じて自己を見つめる教育です

犬との関わりを通じて育まれた心は、人と人、人と社会のつながりへと広がっていきます。

私たちが目指す「ドッグ介在教育」の目標とは、「犬との関わりを通して、他者(人類だけではなくすべての生物を含む)の存在を認め、命の大切さを知り、自分が生きるためには他者の力が必要であることに気づき、他者と共存しながら生きてゆける子どもを育てる」ことです。

様々な困難や不便があるかもしれません。そんなときには、前例がないことで諦めてしまうのではなく、もう一度「今ある子どもたちにとって、何を一番与えたいのか。何が一番大切なのか」を振り返るようにしてほしいと思います。

  • 犬の気持ちや痛みを察する心と習慣を身につける
  • 悪いことをしたら自分が悪いと認め、「ごめんなさい」と言える
  • 犬が病気やケガをしたら悲しいという気持ちをきちんと表現できる
  • 犬が言うことをきかず、しつけができなかったら悔しいと感じてもがんばることができる
  • 腹立たしい状況を自分なりに抑えることができる
  • 社会に出ても必要となる力を培う
教育関係者へのメッセージ、子どもたちへの思い

FLOW

導入・相談の流れ

初めてのご相談から実施まで、丁寧にサポートいたします。

1

お問い合わせ

学校名、対象学年、希望内容、実施時期などをお知らせください。

2

事前相談

授業の目的、対象人数、会場環境、犬が入れる場所、安全面などを確認します。

3

プログラム調整

学年や学校の状況に合わせて、内容・時間配分を先生と一緒に調整します。

4

実施

セラピードッグとスタッフが訪問し、犬とのふれあいや命の教育を行います。

5

振り返り

児童・生徒の反応や感想を共有し、今後の学びにつなげます。

SUPPORT

学校へ紹介することも、
大切な支援です

ドッグ介在教育は、学校・教育関係者の皆様だけでなく、地域の方からのご紹介や応援によって広がっていきます。「この学校に合いそう」「命の教育として紹介したい」と感じた方は、ぜひきっかけづくりにご協力ください。

学校へ紹介する

地域の学校や保護者の方から、ドッグ介在教育を紹介していただけます。

紹介・支援について見る

行政・教育委員会として相談する

教育委員会や行政関係者の方々からのご相談・連携についてもお受けします。

行政向け情報を見る

寄付で活動を支える

ドッグ介在教育の継続・拡大のために、ご寄付でのご支援も大切な力になります。

寄付で支援する

FAQ

よくあるご相談

A

はい。対象学年や目的、会場環境などを確認したうえで、学校に合った内容をご提案します。幼稚園・小学校・中学校など、各年代に応じたプログラムをご用意しています。

A

無理にふれあいを促すことはありません。見学や距離を取った参加など、子どもたちの状況に合わせて配慮します。苦手な子も安心して参加できる環境を整えています。

A

犬との正しいふれあい方、命の大切さ、飼い主の責任、終生飼養、捨てられる命の現状などを学ぶことができます。また、介助犬・盲導犬など働く犬についても学習できます。

A

はい。学校や学年の状況に合わせて、先生方と相談しながら内容や時間配分を調整します。1コマ(45分)から複数回のプログラムまで対応可能です。

A

はい。導入に関心がありそうな学校や地域の方がいらっしゃれば、ぜひご紹介ください。紹介や応援の形での支援については、市民の皆様へのページもご覧ください。

犬とのふれあいを、子どもたちの学びへ。

命の大切さ、思いやり、責任感を子どもたちに届けるために、ドッグ介在教育を学校や地域に広げていきたいと考えています。導入のご相談、学校へのご紹介、活動へのご支援など、できる形でご協力ください。

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