• ドッグ介在教育

犬と共に「生きる」を実感できる社会を目指して

2025年7月14日(月)、西南女学院大学にて開催された「ボランティア概論」講義に、NPO法人ドッグセラピージャパンの理事長、野田久仁子(のだ くにこ)が登壇いたしました。今回は、愛らしいブルドッグの**「もち丸」**も一緒に参加し、学生の皆さんと温かい交流の時間を過ごしました。

 

ドッグセラピージャパンの活動と新たな挑戦

本講演では、ドッグセラピージャパンが掲げる「犬と共に、誰もが『生きる』を実感できる、温かい社会を創る」という新たなビジョンを共有し、その実現に向けた私たちの多岐にわたる活動をご紹介しました。

 

主な活動内容:

  • ドッグセラピー活動: 高齢者施設や心療内科、学校などを訪問し、セラピードッグとの触れ合いを通じて、精神的な安定、コミュニケーション促進、意欲向上、孤独感の軽減などを目指します。

  • ドッグ介在教育: 子どもたちの情操教育や社会性、コミュニケーション能力を育み、命の大切さを伝える教育活動を行っています。

  • 犬猫殺処分ゼロ啓発活動: 犬猫の殺処分問題の根本的な解決を目指し、適切な飼育に関する啓発活動にも力を入れています。

  • 障害者就労支援事業: 障害のある方々が犬の世話や訓練、SNSでの情報発信、ドッグカフェの運営などを通じて社会参加できる機会を創出しています。

  • 地域貢献活動: 地域イベントへの参加や子ども食堂・高齢者食堂の運営を通じて、地域に笑顔と活力を生み出し、動物と人とのより良い関係を築いています。

 

社会課題への取り組みと地域貢献

ドッグセラピージャパンは、ひきこもりや孤立、認知症、不登校など、現代社会が抱える深刻な課題に対し、犬とのふれあいを通じて「心の居場所」を育み、社会とのつながりを支援することを使命としています。

特に、高齢化社会において、犬との関わりが高齢者の心身の健康と社会とのつながりに多大な好影響をもたらすことは明らかです。散歩を通じた自然な交流、共通の趣味を持つ人々との新たなコミュニティ形成、そして何よりも精神的な支えとしての存在は、高齢者の孤立問題に対する強力な解決策となり得ます。

 

今後のドッグセラピージャパンの挑戦

私たちは、高齢者の皆さんが安心して犬と暮らせる社会を目指し、新たな挑戦に取り組んでいます。具体的には、高齢者の愛犬生活を支えるコミュニティ支援、犬の予防接種や病気治療のサポート、飼い主が病気になった際の犬の一時預かり、そして飼育が困難になった場合の新しい飼い主探しなど、包括的なサポート体制の構築を進めています。また、障害者が育成したセラピードッグを高齢者の方へ提供する事業も展開しています。

 

 

本講演が、学生の皆さんにとって、地域社会への貢献やボランティア活動、そしてご自身の将来の可能性について深く考えるきっかけとなれば幸いです。ドッグセラピージャパンはこれからも、「あなたの『生きる』が、社会の光になる」ことを信じ、犬と共に温かい社会を創造し続けます。

引き続き、皆様のご支援とご関心をお寄せいただけますようお願い申し上げます。