セラピードッグ

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THERAPY DOG

犬の幸せを守ることから、
私たちのセラピードッグ活動は
始まります。

ドッグセラピージャパンでは、
犬を人のために一方的に働かせるのではなく、
一頭一頭の個性や体調、適性を大切にしながら、
人との関わりを育てています。

すべての犬が、 セラピードッグになるわけではありません。

人とふれあうことが好きな犬。
初めての場所でも落ち着いて過ごせる犬。
静かな環境が好きな犬。
別の場所で、その子らしさを発揮する犬。

犬にも、それぞれ違った個性があります。

「人の役に立てるか」だけではなく、
その犬にとって幸せな毎日とは何か。

それを考えることが、
私たちのセラピードッグ活動の出発点です。

01原点

犬を飼えない高齢者の声から、
DTJのセラピードッグ活動は始まりました

「犬に会いたい。でも、もう飼うことはできない。」

ドッグセラピージャパンの活動は、
最初から「セラピードッグを育てよう」と
始まったものではありません。
一人暮らしの高齢者。
愛犬を亡くした方。
年齢や健康への不安から、
もう一度犬と暮らしたくても
飼うことを諦めている方。
そんな方々の声を聞いたことが、
現在の活動へとつながっていきました。
当時、犬とのお散歩や
ふれあいの機会をつくっていた中で、
ある高齢者施設から声がかかりました。

「外に出られない高齢者のために、犬を連れてきてほしい。」

その依頼を受け、
犬とともに高齢者施設を訪問しました。
犬にふれた瞬間に見せてくださった笑顔。
普段とは違う表情を見て、
一緒に喜ぶ施設の職員さん。
その光景をきっかけに、
私たちはドッグセラピーについて学び、
セラピードッグの育成と訪問活動を
本格的に始めました。

犬と会いたい人がいる。人と関わることが好きな犬がいる。

私たちがしたかったのは、
犬に何かを「させる」ことではありません。
犬と過ごしたい人と、
人とのふれあいを楽しめる犬。
その両方が無理なく、
穏やかな時間を過ごせる場所を
つくることでした。
この考え方は、
活動を始めた当時から現在まで変わりません。

02適性の見極め

すべての犬を、セラピードッグにはしません

セラピードッグに大切なのは、
決められたことができることだけではありません。
私たちが何より大切にしているのは、

その犬自身が、人とのふれあいや活動を
無理なく受け入れられるかどうか。

犬によって性格も、
好きなことも、苦手なことも違います。
だからDTJでは、 すべての犬を同じ方法で育て、
すべての犬をセラピードッグにすることはありません。

私たちが見ているのは「できる・できない」ではなく、その犬の個性と適性です

見るポイント DTJが確認すること DTJの考え方
人との関わり
人と関わることを楽しめるか 人が好きであることは大切ですが、それだけで判断しません。
ふれあい
人から触れられることが大きな負担にならないか 人に触れられる場面が多いため、無理なく受け入れられるかを見ます。
環境
初めての場所や人の中でどのような反応をするか 落ち着ける犬もいれば、緊張しやすい犬もいます。その反応を大切にします。
移動
車での移動に無理がないか 訪問活動には移動が伴うため、移動自体が強い負担にならないかを確認します。
経験
経験を重ねることで落ち着いて過ごせるようになるか はじめは緊張していても、経験によって変化する犬もいます。
個性
その犬に合った役割や環境はどこか すべての犬を同じ役割に当てはめず、その犬に合った道を考えます。

犬カフェでは穏やかに過ごせても、
施設を訪問すると緊張する犬もいます。
初めは緊張していても、
少しずつ経験を重ねることで
落ち着いて過ごせるようになる犬もいます。
一方で、何度経験しても
その環境がその犬には合わないこともあります。
私たちは、
その違いを無理に変えようとはしません。

適性が合わないことは、犬の「失敗」ではありません。

これは、
私たちがとても大切にしている考え方です。
セラピードッグとしての活動が
その犬に合っていなかったとしても、
その犬の価値が下がるわけではありません。

すべての犬がセラピードッグになるわけではありません

DTJでは、すべての犬を同じ役割に当てはめません。
一頭一頭の個性や反応を見ながら、その犬に合った役割や暮らしを考えます。

適性が合わないことは、失敗ではありません。

犬を人間の目的に合わせるのではなく、
犬に合った役割や暮らしを探す。
それが、DTJの考える
ドッグファーストです。

経験だけに頼らないために、認定基準づくりも進めていきます。

これまで私たちは、
実際の活動現場で犬たちの様子を見ながら、
一頭一頭の適性を確認してきました。
今後は、これまで積み重ねてきた経験を整理し、
セラピードッグとしての適性を
より客観的に確認できるよう、
DTJ独自の認定基準・認定試験の整備を進めていきます。

経験と客観的な基準の両方を持つことで、
犬に無理をさせない判断を
より確かなものにしていくためです。

03犬を守るポリシー

人のための活動だからこそ、犬の幸せを犠牲にしません

ドッグセラピーは、
人に笑顔を届ける活動です。
しかし、そのために
犬が我慢を続けてしまっては、
私たちが目指す活動とは言えません。 人が笑顔になること。
そして犬も、
健康で穏やかに過ごしていること。

その両方があって初めて、
DTJのセラピードッグ活動だと考えています。

活動時間は原則1時間。
犬の負担を考えて決めています

DTJでは、
セラピードッグの負担を考慮し、
訪問活動の時間を原則1時間としています。
たくさん活動することよりも、
無理なく活動を続けられることを大切にします。

移動距離にも配慮します

セラピー訪問には、
車での移動が伴います。
活動中の時間だけでなく、
移動も犬にとっては一日の一部です。
そのためDTJでは、
訪問先までの距離についても
犬への負担を考えながら活動しています。

その日の体調や反応を見ながら活動します

同じ犬でも、
毎日まったく同じ状態ではありません。
元気な日もあれば、
少し休みたい日もあります。
私たちは、
「セラピードッグだから活動する」のではなく、
その日の体調や様子、
人や環境への反応を見ながら、
犬に無理をさせないことを大切にしています。

活動することより、その犬が穏やかに暮らせることを優先します

01

活動時間は
原則1時間

犬の負担を考え、長時間の活動を前提にしません。
無理のない時間で、楽しくふれあうことを大切にしています。

02

移動距離にも
配慮

訪問先までの移動も犬にとっては一日の一部です。
移動距離や移動時間に配慮し、犬とスタッフの負担を考えながら活動します。

03

一頭一頭の
体調・反応を見る

その日の体調や様子、人や環境への反応を見ながら、無理をせずに活動するかどうかを判断します。
同じ犬でも、毎日同じ状態ではないことを大切にしています。

04

適性のない犬に
無理をさせない

すべての犬をセラピードッグにすることはありません。
その犬に合わない場合は、別の役割や環境を考え、無理をさせない選択をします。
適性が合わないことは、失敗ではありません。

05

活動後・引退後の
暮らしまで考える

活動している間だけでなく、その後の暮らしや引退後の時間まで含めて、一頭一頭の犬として幸せに暮らせることを大切にします。
生涯を通して、犬の幸せに寄り添います。

04育成と活動

訓練でつくるのではなく、
社会化・経験・健康管理を重ねながら育てています

DTJでは、
決められた動作を覚えさせることだけを
セラピードッグの育成とは考えていません。
大切なのは、

人と一緒にいることを自然に楽しめること。

そのため、
日々の暮らしの中で人と関わり、
さまざまな人や環境を経験しながら、
一頭一頭の個性を見ていきます。

セラピードッグになるまで

STEP1

人との暮らし
の中で育つ

人の手や声、日常の暮らしに少しずつ慣れていきます。

STEP2

さまざまな人との
ふれあいを経験する

子どもから高齢者まで、さまざまな人との関わりを経験します。

STEP3

性格や反応、
個性を確認する

人に触れられた時、
初めての人と会った時、
新しい環境に入った時。
犬がどのような反応をするのかを見ます。

STEP4

さまざまな環境を
少しずつ経験する

いきなり大勢の人の中で活動するのではなく、その犬の様子を見ながら経験を重ねます。

STEP5

その犬に活動が合っているかを見極める

人が好きだからといって、すべての犬が訪問活動に向いているとは限りません。
個性と適性を見ながら判断します。

STEP6

セラピードッグ
として活動

高齢者施設や福祉・教育の現場などで、人とのふれあい活動を行います。

STEP7

活動を始めた後も、
健康・体調・反応を
確認し続けます。

「なれたら終わり」ではありません。
活動を続けることがその犬にとって無理のないものなのかを、活動後も見続けていきます。

51頭、それぞれに役割と暮らしがあります

2026年9月現在、
DTJでは51頭の犬たちとともに活動しています。

活動中

26頭

人と社会のために
活躍している犬たちです。

候補犬

20頭

セラピー犬をめざして
トレーニングや社会経験を
積んでいる犬たちです。

引退犬

5頭

これまでたくさんの
笑顔を届けてくれた、
大切な犬たちです。

私たちにとって大切なのは、
「何頭が活動できるか」だけではありません。
候補犬も、
活動している犬も、
引退した犬も、
同じ一頭の大切な犬です。

数字で見るDTJのセラピードッグ活動

累計実績・2026年9月現在

288回

累計セラピー活動

セラピー活動 累計

28市町

活動地域

これまでに活動した地域

8,639人

延べ参加者

ふれあい活動参加者

51頭

犬たち

2026年9月現在の犬たち

私たちは、
活動回数を増やすことだけを目的にはしていません。
一回一回の活動を、
人にも犬にも安心できる時間にすること。
その積み重ねを大切にしています。

05セラピードッグに会う

DTJのセラピードッグに、
実際に会うことができます

写真や動画だけでは分からない、
犬たちの表情やぬくもりがあります。
DTJの活動拠点のひとつ
「カタノダプラス」では、
セラピードッグたちと実際にふれあうことができます。

犬を飼えない人にも、
犬と過ごせる時間を

カタノダプラスにつながる犬カフェの原点も、

「犬が好きだけれど、
年齢を考えるともう飼うことができない」

「住んでいる場所では犬を飼えない」

「犬と暮らした経験がなく、
自分に飼えるか不安」

という声でした。
犬を家族として迎えることだけが、
犬との関わり方ではありません。

会いに来る。
ふれあう。
一緒に過ごす。

そんな関わり方もあります。

06支援する

犬の幸せを守ることが、
この活動を続けることにつながります

その前にも、その後にも、
犬たちの毎日の暮らしがあります。

毎日の食事。
予防医療。
健康管理。
日々のお手入れ。
専門スタッフによるケア。
そして、活動を続けるための移動。
犬たちが健康で、
穏やかに、安心して暮らせること。

それが、誰かに笑顔を届ける
セラピードッグ活動の土台です。

あなたの支援は、
まず犬たちの毎日を支えます

犬を支えることが、誰かの心を支えることにつながります

この犬たちと、これからの活動を
一緒に支えてください。

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