• ドッグ介在教育
  • 私たちの活動の地域のこと

2026年6月29日(月)、
西南女学院大学にて、

「犬と人との
心豊かな共生」をテーマに、
90分の講義を行いました📚🐶

今回、一緒に参加したのは、
スタンダード・プードルの
しろあんくんです。

犬が人の暮らしを支え、
人と人との間をつなぐ力。

そして、犬を通じて
福祉・教育・地域の課題に
向き合う私たちの活動を、
学生の皆さんへお伝えしました。

🐶 犬は「癒やし」だけではない

犬は昔から、
人の暮らしのそばで
さまざまな役割を
担ってきました。

盲導犬や介助犬、
救助犬や警察犬など、

人の生活を支える犬は、
社会のさまざまな場所で
活躍しています。

セラピードッグも、
その一つです。

犬とのふれあいによって、
自然と表情がやわらぎ、

会話が生まれ、
人と人との距離が
近づくことがあります。

犬は人を癒やすだけでなく、
人と社会をつなぐ
きっかけにもなります。

🐾 犬を通して取り組む社会課題

講義では、
ドッグセラピージャパンが
取り組んでいる活動を
ご紹介しました。

  • 高齢者施設への訪問

  • セラピードッグの育成

  • 障がい者就労支援

  • ドッグ介在教育

  • 犬猫殺処分ゼロの啓発

  • 不登校や孤立への支援

  • 子どもの居場所づくり

  • 地域での交流活動

一つひとつは、
異なる活動に見えます。

しかし、私たちの活動は、
すべて犬を中心に
つながっています。

高齢者には笑顔を。

子どもたちには、
命を思いやる心を。

障がいのある方には、
得意を生かせる仕事を。

そして、孤立や不安を
抱える方には、

社会とつながるための
小さなきっかけを届けます。

講義で紹介した活動は、
福祉・教育・地域づくりを
犬との関わりからつなぐ
取り組みです。

🤝 犬と一緒に働く就労支援

ドッグセラピージャパンでは、
犬と関わる仕事を通して、

障がいのある方の
就労を支援しています。

仕事内容は、
犬のお世話だけではありません。

  • 犬舎やドッグランの清掃

  • 犬の散歩やお手入れ

  • セラピードッグの育成

  • 犬カフェでの接客

  • 庭や施設の管理

  • SNSによる情報発信

一人ひとりの
得意なことや苦手なことを見て、

その人に合った仕事を
一緒に考えています。

犬に会うことが、
出勤する理由になる。

犬のお世話をすることで、
責任感が育つ。

犬が間に入ることで、
人と話しやすくなる。

そのような小さな変化が、
自信や社会参加へ
つながることがあります。

一方で、
犬が好きという気持ちだけで、

すべての仕事に
向いているとは限りません。

人の安全と犬の安心を守るため、
それぞれの適性を確認しながら
仕事を組み立てています。

🌱 犬との関わりから学ぶこと

犬は言葉を使って、
自分の気持ちを
説明することができません。

そのため私たちは、
犬の表情や姿勢、

動きや距離の取り方を見ながら、
気持ちを考えます。

これは、人との関わりにも
共通することです。

相手をよく見ること。
すぐに答えを求めないこと。

相手の立場やペースを
大切にすること。

犬との関わりは、
命の大切さだけでなく、

思いやりや観察する力を
学ぶ機会にもなります。

🐩 セラピードッグにも安心を

セラピードッグは、
特別な芸をする犬ではありません。

人のそばで、
落ち着いて過ごせること。

人と関わることを
負担に感じないこと。

初めての場所でも、
大きな不安を感じずに
過ごせること。

その犬の個性や体調を見ながら、
活動への適性を確認します。

すべての犬が、
セラピードッグに
向いているわけではありません。

人の笑顔だけでなく、
犬の健康と安心も守る。

それが、私たちが大切にする
ドッグセラピーの基本です。

💬 学生の皆さんと考えた時間

講義では、
活動内容をお話しするだけでなく、

学生同士で意見を交わす
時間も設けました。

  • 身近にある社会課題

  • 課題を知った後の行動

  • 行動に移せない理由

  • 暮らしたい社会の姿

  • 自分の得意を生かす方法

学生の皆さんは、
周りの人と話し合い、

自分の考えを
言葉にしてくださいました。

マイクを持って、
多くの学生の前で、

堂々と意見を伝えてくれる
場面もありました🎤

教壇から一方的に
お話しするのではなく、

学生の皆さんの間を回り、
一人ひとりの声を
聞かせていただきました。

聞く、考える、話し合う。

そして、
自分の言葉で伝える。

学生の皆さんと一緒に
社会の未来を考える、
大切な時間となりました。

✨ 自分の得意が社会の力になる

社会課題と聞くと、
自分には関係がないと
感じる方もいるかもしれません。

しかし、社会を支える方法は
一つではありません。

人と話すことが得意な人。
文章を書くことが得意な人。

写真や動画が得意な人。
動物のお世話が好きな人。

一人ひとりの経験や得意なことが、
誰かを支える力になります。

最初から大きなことを
始める必要はありません。

知ること。
話を聞くこと。

身近な課題について、
少し考えてみること。

その小さな一歩が、
地域の未来につながります。

🐶 しろあんくんが生んだ交流

 

講義後には、
しろあんくんの周りに、

たくさんの学生が
集まってくれました😊

一緒に写真を撮ったり、
やさしく声をかけたり、

教室には自然な会話と
笑顔が広がりました。

犬が一頭いることで、
人の緊張がやわらぎ、

初めて会う人同士にも
会話が生まれます。

講義の中でお伝えした
「犬が人をつなぐ力」を、

実際に感じていただける
交流の時間となりました。

🙏 西南女学院大学の皆さまへ

会場いっぱいの
学生の皆さんが、

最後まで真剣に
参加してくださいました。

積極的に手を挙げ、
自分の考えを発表する姿が、

とても頼もしく、
印象に残っています。

今回の講義が、
犬と人との共生や、

福祉・教育・地域の未来を
考えるきっかけになれば
嬉しく思います。

西南女学院大学の皆さま、
貴重な機会をいただき、

誠にありがとうございました。

 

 

🐾 ドッグセラピージャパンについて

特定非営利活動法人
ドッグセラピージャパンは、

福岡県北九州市と
鞍手町を拠点に活動しています。

犬との関わりを通じて、
高齢者施設への訪問、

障がい者就労支援、
ドッグ介在教育、

不登校や孤立への支援、
子どもの居場所づくり、

セラピードッグの育成などに
取り組んでいます。

私たちが目指しているのは、

犬の力で孤独を減らし、
人と犬が支え合える社会です。

これからも、
犬たちの健康と安心を守りながら、

人と人との間に、
やさしいつながりを
広げてまいります。

 

🐾 この活動を、犬たちの健康から支える

ドッグセラピージャパンの活動は、セラピードッグたちが健康で穏やかに過ごせることから始まります。
皆さまからのご支援は、犬たちの食事、予防医療、日々のお手入れ、専門スタッフによるケア、訪問活動の継続に活用させていただきます。
セラピードッグたちを支えることは、孤独や生きづらさを抱える誰かの心を支えることにつながります。
セラピードッグ育成サポーターとして、無理のない形で応援していただけたら嬉しいです。
▶ セラピードッグ育成サポーター募集ページ
https://congrant.com/project/dtj/22712


犬と人が笑顔で過ごせる場所へ
福岡県鞍手町の「犬カフェ カタノダプラス」では、穏やかなセラピー犬たちが皆さまをお待ちしています。
セラピー犬とふれあいたい方、犬を飼えないけれど犬が好きな方、セラピー犬の力を感じてみたい方は、ぜひ一度、私たちの活動をのぞいてみてください。


この記事を書いた人
野田久仁子
特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン 理事長
わん仔ショップ パディア 店長
パディアトリミングスクール 学長
犬と人が互いに支え合える社会を目指し、トリミング、犬カフェ、ドッグセラピー、就労支援、子ども食堂などの活動に取り組んでいます。